投資の世界って9割が負けるらしいんじゃけど…
そんじゃ、どうやったら勝てるん?
この記事では、こんな疑問にお答えします!
どうも!「二度寝がデフォルト」でお馴染みのマナビヤです♪
皆さんは株式投資で儲かっていますか?
まあ、急にそんなこと言われても勝ってる人も負けてる人もいますよね。
今日は「投資の世界って9割が負けるらしいんだけど…そんじゃ、どうやったら勝てんの?」 」という疑問について僕なりの考えを述べたいと思います。
実は僕、投資を10年以上やってまして、初心者の頃には色々な失敗を経験してきたんですよね。
そういう経験を経て、負ける時のパターンや勝てる時のパターンっていうのが、何となくわかってきたんです。
そうして得た経験をもとに、これから投資の世界に足を踏み入れる初心者の方にこういう時はこうしたらいいよっていうのを伝えられたらいいなと思って筆を執りました。(まあ筆ではなくパソコンですけど…)
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。
個人投資家の勝ち負けの割合
まず、ちょっとショッキングなことを言うようですが、投資の世界では「個人投資家の9割が負けている」と言われています。
やっぱりそうなんじゃね…
もちろんこれは、投資を始める時期によっても、景気が良かったり悪かったりするので、常にこの割合で負けてる人がいるということではありません。
株式というものはその性質上、保有している間に上がったり下がったりを繰り返すものなので、これはおそらく結果的にどこかのタイミングで負けているという事だと思います。
その反面、勝っている一割の中には投資だけで有り余るほどの利益をあげている人もいます。
それではなぜ9割の人は負けるのか
そうそう!そこなんよ…
なんで9割が負けるんじゃろう?
そもそも、株とは買った価格より高く売れたら勝ち、安くなったら負けという非常にシンプルなもの。
普通に考えたら、勝ち負けはこの二択なので50%くらいになると思いますよね?
しかし、これが90%になってしまうって事はどこかにその原因があるわけなんです。
次に、僕が考える「9割の人が負けてしまう原因」をいくつかあげてみたので、それぞれについて詳しく説明していきます。
高いところで「買い」安いところで「売り」をしているから
「金持ち父さん貧乏父さん」という本の中でロバート・キヨサキ氏は投資の勝ち負けは売るタイミングでは無く買うタイミングで決まると言っています。
いやいや、買った時より高くなったら売ればいいんじゃけん売るタイミングじゃろう
まあ、普通はそう思いますよね…
しかし、結局のところ個人投資家が負けているのは、高い時に買って安いところで仕方なく売っているからなんですよね。
それじゃあ…なんで個人投資家は、わざわざ「高いところで買って安いところで売っているのか」について説明していきましょう。
メンタルを揺さぶられる
僕が思うに、個人投資家がなぜこんな状態になってしまうのかは「メンタルを揺さぶられている」というのが原因だと思うんですよね~
そりゃあ皆だって頭の中では、「株なんて安く買って高く売ればいいだけ」なんて分かってるはずなんですよ。
でも、なんでか知らんが分かりきってることが実行できない…
何故だろうか?
それでは、なぜ個人投資家はメンタルを揺さぶられてしまうのか細かく説明していきます。
ニュース
おそらく皆さんもそうだと思うんですけど、株を始めると世界中の経済ニュースとか日経平均株価とかすごく気になったりしませんか?
例えば、yahooニュースで「日経平均株価が高値を更新しました」「株価が大暴落しました!」なんて出ると「マジか!?今株が調子いいんだから買わなきゃ損だ」とか「やべえ!今からどんどん下がりそうだから、これ以上損が広がらないうちに売らないと…」なんて気持ちになります。
上に書いている文章をもう一度よく読んでみてください。
これって結局、高いところで買って安いところで売るようになっていませんか?😅
確かに…
知らず知らずのうちにニュースに踊らされてる…
周りの人たちの影響
上でお話ししたニュースの例に近いんですけど、実は「周りで儲かっている人達の声」っていうのもメンタルを揺さぶられる大きな原因になるんですよ。
例えば、あなたの近くに投資をしている人がいるとします。
ある日その人が「最近株がめちゃくちゃ調子よくって一日で100万も儲かっちゃったよ」なんて言っていました。
もしそんな人が周りにいた場合、あなただったらどう思います?
「え?株ってそんな簡単に儲かるもんなの?俺も今のうちに早く買わないと…」ってなりませんか?
でもよく考えてみてください、そのタイミングって「買った株が値上がりした後」のタイミングになるので、結局「安いところではなく高いところ」なんですよ…😅
ノイズトレーダー
上記で説明したような、ニュースや周りの人達に振り回されてしまうような投資家のことを「ノイズトレーダー」と言います。
これはどういうことかというと、結局自分自身で投資の判断ができないため、周りの雑音(ノイズ)に振り回されて良い結果を得られない人達のこと。
投資初心者って、実はほとんどの人がこの状態で株式の世界に参入してくるので、これではやっぱり負けてしまうんですよ。
・・・
エントリーのタイミング
次に、なぜ初心者は株を高いところで買ってしまうのかについて説明していきます。
これは、簡単に言うと投資を開始するエントリーのタイミングが間違っているということで、それにはいくつかの原因があるんですよね。
それでは、このいくつかの原因を
- 投資対象のリサーチが不足している
- 投資手法が定まっていない
以上の二つの点から詳しく説明していきます。
投資対象のリサーチが不足している
勝つ投資家と負ける投資家の違いの一つとして「投資対象のリサーチが不足している」ことが挙げられます。
勝てる投資家というのは株を買うまでに、その株について徹底的に調べるんです。
例えば世界一の大投資家と呼ばれているウォーレン・バフェット氏は、株を買うまでに様々なポイントから徹底的に調べあげ「この株なら一生持っても良いな」という自信が持てるようになってから初めて購入に至ります。
それとは反対に投資初心者というのは、欲しいと思ったらよく調べる前にだいたい即買いしますので、何かちょっとでも悪材料が出ると、すぐに自信を無くして手放してしまいます。
うむ!この銘柄は絶対上がる!!
なぜなら名前がかっこいいからだ!!
投資手法が定まっていない
次に初心者が負ける原因の一つとして「投資手法が定まっていない」という問題があります。
買いエントリーをするタイミングっていうのは初心者にはとても難しい問題であって、はっきり言って10年以上やっている僕でも「ここが絶対最安値だ」なんてことは言えません。
しかし、「ドルコスト平均法」などを使って購入代金をある程度抑えることはできるんです。(ドルコスト平均法についてはまたいずれ記事にします)
初心者の人って、買いたいと思ったら「絶対今が一番買い時だ!今買わないと損してしまう」なんて根拠の無い自信を持って一括購入してしまうものなんですよ。
もし今から投資を始めようと思っている方は「投資対象」だけではなく「投資手法」というものについてもよく勉強されると良いかと思います。(投資手法については当ブログで随時更新していく予定です)
株をリンゴの木に例えてみる
それではここで、投資初心者にもわかりやすいように株をリンゴの木に例えて話をしていきましょう☺
勝ち組の買い方や売り方、そして負け組の買い方や売り方について説明していきますね!
えっ?何どういうこと?
リンゴの木をいつ買うか
それではまず、あなたが「リンゴの木」をいつ購入すればいいのか説明していきましょう。
この説明をちゃんと聞くか聞かないかで、あなたが勝ち組になれるのか負け組になってしまうのかが決まるので、よく想像しながら頭の中に叩き込んでくださいね☺
勝ち組は「木の種」を買う
まず、勝ち組の投資家は「リンゴの木」が欲しい場合、まだ育っていない「木の種」の状態を欲しがります。
あなたは「リンゴの木」を買う値段と「木の種」を買う値段、どちらが安いかは分かりますよね?
なるほど!種を買って育てるってことか
負け組は「木が育ってから」買う
次に、負け組が「リンゴの木」を欲しがっている場合、「丈夫に育った立派な木」を欲しがります。
これから沢山のリンゴが収穫できると思うとワクワクしますよね😀
「丈夫に育った立派な木」なんて誰もが欲しがるので当然値段も高くなります。
しかし、実はこの感覚というのは株式投資の世界では大きなデメリットになるんです…
まあ、確かに立派な木は欲しくなるよな…
いつ売るか
次にそれぞれが購入した「木の種」や「立派な木」をいつ売るのか説明していきます。
もうここまで説明すると、どういう結果になるのか想像できるかもしれませんが、どうなってしまうのかよく読んでみてください。
勝ち組は「木が育ってから」売る、もしくは木は売らずに「リンゴ」を売る
勝ち組は「木の種」から育てたリンゴの木を「木が立派に育ってから売る」かもしくは木を所有したままで「リンゴ」を売ります。
リンゴの実は毎年時期が来たら収穫できるので、その後もずっとお金を生んでくれることになります。
「リンゴの実」を株式で例えると配当金(インカムゲイン)ということになりますね😀
もちろん「種」から「立派な木」になってから売っても十分な利益が得られます(この値上がり益をキャピタルゲインと言います)
なるほど、確かにそのまま持ち続けてもリンゴがなるし、種から木になったら高く売れるな
負け組は「木が腐ってから」売るor腐った木を持ち続ける
負け組は、一番価値のある「立派な木に育った状態」でリンゴの木を購入してしまったので、その後は「今の状態を維持」するか「木が枯れて腐っていく」かのどちらかの運命を辿っていきます。
所有していると毎年「リンゴの実」はなってくれますが、リンゴの木自体の価値はどんどん下がってしまうので結果的に利益を得るのは難しくなります。
木の価値は下がっても所有しているとリンゴの実は得られるのに対し、リンゴが枯れて売ってしまう場合は安い値段で売ってしまうことになるので、負けは確定してしまいます。
いずれにしろ勝つのは難しい状況ですね。
むむむ…
投資の神様ウォーレン・バフェットの投資法
さて、ここで投資の神様と言われているウォーレン・バフェットさんについてお話させていただこうと思います。
投資をしてる人には超・超・超有名な大投資家なのでむしろ知らない人なんていないと思いますが笑
でも、名前は知ってるとしても、どういう投資手法でどういう哲学を持っているのかということまで知ってますか?
えっ!?
そういえば詳しいことは知らないかも…
ですよね?
ぶっちゃけ僕も「長期投資家」ってことくらいしか知りませんでした😅
そこで、これから「ウォーレン・バフェットの投資哲学」について、できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
ウォーレン・バフェットってどんな人?
まずはウォーレン・バフェットがどんな人物なのかまとめてみました。
2019年世界長者番付第3位
ウォーレン・バフェットは2019年の世界長者番付で三位に入っている超お金持ち。※ちなみに一位はAmazonのジェフ・べゾフで二位はビル・ゲイツ。
うわっ!やっぱ世界的なVIPだ…
ほとんどの資産は株式投資
起業家というわけではなく株式投資だけで資産を築いています。(バークシャー・ハザウェイという会社の会長を務めているが、この会社も投資会社)
どんな生活をしている?
1930年8月30日、ネブラスカ州のオマハという田舎で生まれ、今でもオマハに住んでいる。
倹約家として知られており、朝ごはんはマック🍔🍟で300円、腕時計は1万円程度のものを使っている。
倹約して余った資産の大部分は寄付に使います。
超お金持ちなのに、めちゃくちゃ質素な生活してる。
ここまでウォーレン・バフェットという人物について解説しましたが、だいたいの所は掴めましたか?
それでは次に、ウォーレン・バフェットの投資哲学について調べていきます👉
ウォーレン・バフェットの投資哲学
ウォーレン・バフェットの投資哲学について、バフェット氏の3つの名言を元に考察していきたいと思います。
①買うのは会社であって、株ではない
この名言から見えるのは、ウォーレン・バフェットは株を買う時、「会社の一部を所有する」つもりで投資しているということです。
株を買うことで「その会社の1口オーナーになる」という意味合いがあるのかもしれません。
②初めから売りを考えて買うような株は10分たりとも持ってはいけない
この名言から言えることは、ウォーレン・バフェットは「一生持ち続けるつもりで株を買っている」ということです。
一生持ち続けるという事は「売る」ことなんか考えないわけですからね。
「売り」を考えないということは、買う時にしっかり企業分析を行っているということですね。
なるほど、初心者ってついつい欲しくなった時点ですぐ買っちゃうんだよね。
③「ミスターマーケット」は投資家のガイドではない
ミスターマーケットとは、株式市場のことを表しています。
株式市場というものは常に上下に激しく変動していて、一般の投資家達はその相場の流れに一喜一憂しているものです。
ウォーレン・バフェットは、この人間の心を惑わす「投資家のガイド」に振り回されてはいけないよと言っているのではないでしょうか。
ん?これはさっき言ってたノイズトレーダーってやつだ
ここまで、ウォーレン・バフェットの投資哲学について解説していきました。
それでは次に、バフェットはどういう風に銘柄を選んでいるのか説明していきたいと思います。
ウォーレン・バフェットの銘柄選びの仕方
ウォーレン・バフェットは銘柄を選ぶ際に様々な数字を元にして決めていきます。
それでは、どういう数字を元に選択していくのか順を追って見ていきましょう👉
ROE(株式資本利益率)は高いか?
ROEというのは、会社が株主のお金(株主資本)を使って、どれくらい効率よく儲けているのかを見るもので、「純利益÷株主資本」で出すことができます。
すなわち、ROEが高いということは、「株主が投資したお金を、会社が効率よく活用している」ことになるのです。
売上高営業利益率は高いか?
売上高営業利益率とは、売上に対してどれだけ営業利益を上げられたかを見るもので、「営業利益÷売上高」で計算できます。
営業利益というのは「売上高-売上原価-販管費」で出せるので、売上原価や販管費といったコストを低くおさえる事ができれば増えていきます。
企業のコスト管理に厳しいというのは、倹約家のウォーレン・バフェットらしいですね。
オーナー収益は高いか?
オーナー収益というのは、バフェットが生み出した独自の数字であり、「営業キャッシュフローから設備投資額と運転資金合計」を引いたものになります。
営業キャッシュフローというのは「本業の現金の状態」なのでオーナー収益が高いということは、その会社が余裕のある現金を持っているということになります。
会社の価値より割安であるか?
ウォーレン・バフェットが株を買う時には「安全余裕度が十分にあるか」というのを重視します。
安全余裕度というのは、会社の価値と株価の間にある「ゆとり」のことで、本来の価値に対して株価が安いと考えられた時、この数値は大きくなります。
では、この株価と価値の「ゆとり」はどのように判断するかについて説明します。
株価の割安度をはかる指標として、PBRとPERがあります。
PBRとは、株価純資産倍率の事で、「株価÷一株当たり純資産」で表します。
これは、1株あたりの純資産(株主資本)に対して、株価が何倍まで買われているのかということです。
これは、例えばPBRが1倍ならば価値と株価は同じ、1倍より大きければ割高、少なければ割安というふうに判断します。
次にPERとは,株価収益率の事で1株あたりの純利益に対して、株価が何倍まで買われているのかということです。
この数値が高いほど人気の銘柄となり、割高になります。
しかし、割高か割安かの判断はひとつの銘柄だけでは判断できないので、同業平均と比べたり、過去の数値と比べたりして判断します。
今で言うとAIなど、将来的に伸びそうな業界は高くなりやすい傾向があり、何倍なら割安というのは無いので、そこは注意してください。
やっぱ神様っていうだけあって、めちゃくちゃ考えて株を買っているんだな~
まとめ
今回は僕が10年以上投資を続けてきた上で得られた失敗や成功などの経験からお伝えできることを説明しました。
具体的な話ではなく、勝てる投資家になるためのマインドについての話でしたが、これから投資を始める方やどうしたらいいのか悩んでる方。
そのような方達に少しでも役に立てれば幸いだと思っています。
それでは最後までありがとうございましたヾ(・ω・`)
コメント