※この物語はフィクションです。
宇宙世紀 MA-7B8 第一話「火星に生きる人々」

210X年…
火星ではナヤンデール・ケツアゴ人という巨大な生命体が存在しており、その文明レベルはとても高く、人々は豊かに暮らしていた…

よーし、ハナちゃん(牛の名前)ご飯だよ~
「んモーー~♡」
牛はこの男にとても懐いているようだ。
ははっ!そんなに嬉しいのかハナちゃん。可愛いやつだなお前は
…この男の名前はアンドレ。酪農家であり、牛の世話をしながら牧場でのんびり暮らしている。日が昇る前には目覚め、毎日牛の世話をし、日が沈むと同時に一日が終わる。
派手な生活をしているわけではないが、アンドレは今の生活に幸せを感じていた。動物や植物、この世のもの全てに愛情を注ぐことが出来るとても優しい青年である。
ハナちゃん美味いか?お前は本当に美味しそうにエサを食べてくれるなぁ!
「んモーーー~♡♡♡」
ハナちゃんはいつも優しいアンドレのことが大好きである。
ブロロロロロロロロロロロロロロ!!!
そこへ一台の車が到着した。
ガチャッ!
おーい!アンドレ!ちょっと遊びに行かねぇか!?
おーう!チョッチュネか!
わかった、ちょっとハナちゃんがエサを食べ終わるまで待っててくれ!
ふふっ、変わんねぇなお前も。
ハナちゃんと結婚の約束でもしてるってか?笑
バカヤロ、冷やかすんじゃねぇよ!
ハッハッハ!
まあ早くしろよ笑
見ての通り、ナヤンデール・ケツアゴ人という人種はみんな身体が大きく、同じ顔をしている。ただ、髪の毛の柄だけは誰一人として同じでは無いので、人間違いをすることはまずない。ナヤンデール・ケツアゴ人は髪の柄で人を見分けているのだ。
…20分後
悪ぃなチョッチュネ。今終わったぞ!
よっしゃ!そんじゃいつもん所行こうぜ!
そう言うと、二人は各々の車へ飛び乗る。
ひゃっほう!今日は楽しもうぜ!

火星にはほとんど人が住んでおらず、住居が並ぶ地域を覗いては、ほぼほぼ荒野である。
ずいぶん遠くまで来たなぁ!
ここいらでぼちぼち打っ放すか!?
よっしゃ!周りに何も無くてなかなかいい所じゃないか。

よっし、あの何もないところ狙って打っ放すぜ!
この2人がする遊びというのは何も無い荒野に向かって砲撃をぶちかますことであった。何も目標になるような物はないのだが、それぞれの頭の中にある目標地点に向かって砲撃をぶっぱなし、それぞれのさじ加減で勝ち負けを競うのである。こういう遊びは地球にはあまり見られないのだが、しいて言うならはんにゃのずくだんずんぶんぐんゲームに似ている。

おりゃあ!行けェ!!
ズドーン!!!

おっしゃ!!!
ど真ん中来た~!!頭の中の想像してたところ来た~!
負けた~!!
3ミリ負けた…
親指の爪の白いところくらいの僅差だわ
HaHaHa!!!
今日は気分上々だぜ!
いつものやつ奢ってくれよ?
仕方ねぇな。
今日のうまい棒は俺が奢ってやんよ。
やさいサラダ味だかんな
このように、火星ではナヤンデール・ケツアゴ人達は何の不安もなく毎日楽しくすごしていたのである。
一方その頃、地球は激しい環境汚染からくる地球温暖化によって、人間が住むことはできなくなっており、人類の90%は滅亡していた…
To Be Continued…
第二話はこちら

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