※この物語はフィクションです。
MA-7B8 第二話 「絶望の果てに」

210X年…
地球では度重なる環境破壊の末に地球温暖化が進んでいた。気温上昇に伴い草木は枯れ、干ばつにより作物は育たなくなっている。地球に暮らす人類の90%は食糧不足や感染症の拡大などにより滅亡し、人類史上最大の危機にさらされていた…

今年も種もみは育たんかったか…今の食料ではもってあと一年。このまま人類は終わってしまうんかな…
坂ドウ玉三郎さん(通称オヤジ麦酒)…
私もう耐えられない。いっそこのままみんなの所(天国)へ行きたいわ…
マダム美智子は感染症の拡大により、家族と隔離された生活を送っており息子であるジョニ夫の生存も確認出来ない状況になっていた…
美智子はん、馬鹿なこと言うんやない!ジョニ夫もまだ生きてるかも分からへんし、ワシらが頑張らんと人類は完全に滅亡してしまうんやで!
そんな事言ったって!こんな状況で一体どうすればいいのよ!!
オヤジ麦酒は辺りを見回す。

ううう…そうやなぁ
もう何もかもおしまい。私たちはもう終わりなのよ…こんな世界で生きていても仕方ないわ
美智子はん…
その時…
ズドオーーーン!!!!
大きな音にオヤジ麦酒と美智子はビックリする。

ん?なんだなんだ!!!?何か落ちたのか!!!?
キャーーーー!!!!
砂煙と共に、少し離れた場所に何か巨大な物が落ちてきたようだ。徐々に砂煙は晴れていき、落下物の全容が現れ始めた…

な、なんだありゃー!!?
巨大な卵みたいなものが落ちてきてるぞ!!
一体何なの?何が起こってるの!?(えっ?あの顔って玉男?えっ?)
分からない…ただ、わしは行ってみる!どうせこのままじっとしてるわけにはいかないんだ!
私も行くわ!このままここに居ても何も変わらないし(アレって玉男なのかな?デカい気がするんだけど)
あれから、僕達は何かを信じてこれたかな?夜空のムコウには明日がもう待っている…オヤジ麦酒と美智子は歩いた。結構近いとおもったけど、意外と遠かった。どれだけ歩いただろうか?気が付くと夜が明けていた…
やっと着いたぞ、それにしても何なんだこれは…

え?やっぱり玉男?デカいけど玉男だわ!
玉男?美智子はん、あんた一体何を言うてんねん!?
美智子、朝帰りとはどういう事なんじゃ?
!!?(え?喋れるん?なにこれ?)
あんた何を言うてんの?突然空から降ってきたからオヤジ麦酒さんと2人で急いで駆けつけたのよ
ほんまか?怪しいな
そんなことより、あんた何でそんなに大きくなっちゃったのよ?
ん?これか?実はな、わし今宇宙船やってんねや
!?
!!?
突然空から降ってきた玉男。ひょんなことから玉男は宇宙船になってしまったらしい。ちょっと何言ってるか分からないのだが、これからオヤジ麦酒と美智子はどうなってしまうのか!?それと、オヤジ麦酒と美智子はどういう関係なのか?
To Be Continued…
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