- PHPってなんなの?
- PHPはどうやって始めたらいいの?
この記事はこんな方に向けて書いています。
こんにちはマナビヤです。
最近、TwitterのフォロワーさんでWebクリエイターの方(fuchi@webクリエイターさん)の記事を読んだんですよ。
fuchiさんの記事はこちら↓
それで、PHPというプログラミングを覚えるとブログの中に簡単にクイズとか面白い試みが出来るというのを知ったんです。
それに伴って早速fuchiさんオススメのこんな本を買ってきました😀

それで、プログラミングの勉強とブログの両立も大変なので、どうせなら勉強したことをブログでアウトプットしていったらいいじゃんってなったわけです。
PHPって何?
プログラムはコンピュータに与える命令の集まりです。プログラムを書くための仕様を定義したものが「プログラミング言語」であり、PHPもその1つです。
引用元 「誰もがあきらめずにすむPHP超入門(西沢夢路著)」
このようにPHPとはプログラミング言語の一種でワードプレスなんかもこの言語を元に作られてるみたいです。
PHPを始める前に必要な知識
PHPを始める前にまずはいくつかの知識を知っておく必要がありました。
- Webサーバーとは?
- Webページの正体
- WebサーバーとPHP
- PHPという言葉の持つ意味
それでは一つずつ順番に説明していきます。
Webサーバーとは?
まずWebサーバーというのは、クライアントである自分のPCからインターネットを通してWebサーバーに要求を送り、Webサーバーの方で受け取った要求を処理して各クライアントの方にWebページを送り返すという役割を持っています。
図で表すとこんな感じですね。

Webページの正体
次にWebページの正体について説明すると、こちらはクライアント(自分のPC)からURL(Webページの住所)にアクセスした時にWebサーバーがURLとHTMLファイルの関係づけをして割り当てられたHTMLファイルを送り返すという作業が行われています。
図で表すとこんな感じですかね。



WebサーバーとPHP
そしてWebサーバーとPHPの関係なのですが、これはクライアント(自分のPC)からPHPファイルのURLへとアクセスした場合Webサーバー内のPHPシステムがPHPファイルをHTMLファイルへと変換処理をして再びクライアントの方へ送り返してくれるという関係になります。
図で表すとこうなりますね。



PHPという言葉の持つ意味
PHPというものはプログラミング言語のひとつだと先程説明しましたが、実はPHPにはプログラムを作る規則とプログラムを処理する仕組みの二つの役割があります。
PHPの開発環境
それでは次にPHPを始めるにあたって、まずはPHPの開発環境を整える必要があるんですね。
PCで扱えるようにするには
- Webサーバー
- データベース
- PHP処理システム
というもの揃えないといけないので、この本ではMAMPというソフトウェアをインストールすることを勧めています。
MAMPというのはApache(アパッチ)というWebサーバー、MySQL(マイエスキューエル)というデータベース、PHPという処理システムを全て使用できるようにしてくれるソフトウェアです。
MAMPが起動すると、自分のPCから自分のWebサーバーへとアクセスするような形になるようです。
MAMPではとりあえず公開されるのは自分だけみたいなので「全ての人に公開する」にはまた違う方法が必要なのでしょうね。
MAMPのインストール方法についてはここでは説明しないので、やってみたい方は本の購入をおすすめします。
費用は一切かからないのでやってみたい方はぜひ。
PHPの開発環境を構築する際に知っておくべき知識
PHPの開発環境を構築する際にいくつか知っておくべき知識があります。
それは
- 文字コードと文字エンコーディング
- 文字化けの原因
この2つですね。
それでは、これらについて順番に説明していきます。
文字コードと文字エンコーディング
まずは文字コードと文字エンコーディングについて。
文字コードというのは例えば「あ」という文字をブラウザに表示させる時に「UTF-8」方式だと「E38182」という文字列に割り当てられます。
この「UTF-8」のことを文字エンコーディングといい、他にも「シフトJIS」や「EUC」といった種類があるようです。
図で表すとこうなります。

文字化けの原因
時々ネット検索していると文字化けという訳分からない言葉を見ることがあると思います。
これは文字コードと文字エンコーディングが一致していないと起こる状況です。
PHPプログラムについて
PHPプログラムを理解するには
- ドキュメントルート
- HTMLファイル
- PHPファイル
これらについての知識が必要になります。
それでは、これらについて順番に説明していきたいと思います。
ドキュメントルート
ドキュメントルートとは、PHPプログラムを置いておく場所であり、Webサーバーによって外部に公開されるフォルダのことです。
例えば、自分のPCからWebサーバーにアクセスした場合、サーバー内のドキュメントルートからフォルダの中身が公開されます。
図で説明するとこうですかね。



HTMLとは
それではブラウザで表示する前のHTMLファイルというものはどういうものなのか
- HTMLソース
- HTMLファイルの中身
以上の二つの点から説明していきます。
HTMLソースとは
HTMLソースというものは「<」や「>」というタグを使って「コンテンツをどのように表示させるか」の指示を出すプログラムのことであり、<body>から</body>の間に書いてある文字だけがWebページに表示されます。
HTMLファイルというのは「常に同じ内容を表示する」ものだという特徴があります。
それでは実際にHTMLファイルの中身がどうなっているのか解説していきます。
HTMLファイルの中身
ここでWebページに「世界に1人 かけがえのないあなた」という文字を表示させるHTMLファイルを見ていきます。
それでは下の図をご覧下さい。

この図のようにHTMLファイルにはこれだけのソースが書かれていますがWebページに表示されるのは<body>と</body>の間にある「世界に1人かけがえのないあなた」という文字だけですね。
PHPファイルとは
HTMLについて理解してもらった上で、次はPHPファイルというものについて説明していきます。
HTMLファイルというのは、様々なタグを使ってWebページの構成を指示するものでしたが、PHPファイルというのはHTMLファイルの中に組み込んで、Webページに色んなアクションを起こさせる処理を行えます。
それでは、PHPファイルの中身はどうなっているのか説明していきます。
PHPファイルの中身
今回の例えでは、ページにアクセスした人がどのブラウザを使っているのかを調べることができるソースを見てみます。
まず下の図をご覧下さい。

このように全体の構成はHTMLファイルと同じようになっていますが、<body>から</body>の間に<?php~?>というプログラムが組み込まれています。
この部分がPHPプログラムであり、アクセスがあったブラウザの種類を識別できるようにソースが書かれています。
これが実行されると「世界に1人かけがえのないあなた」の下に「あなたのブラウザはChromeですね」などが表示されるわけです。
HTMLファイルとPHPファイルの違い
ここで、これまでのおさらいとしてHTMLファイルとPHPファイルの違いについて説明します。
まずは下の図をご覧下さい。

この図のようにHTMLファイルとPHPファイルというのは基本構造は同じであり、本体の中にPHPプログラムが組み込まれているかそうでないかの違いになります。
PHPプログラムが入ることによってWebページが動的な内容を持つページになり、ユーザーが起こしたアクションによって様々なページが表示されるようになります。
ここまでのおさらい
それでは今回のおさらいとして目で見て再確認をお願い致します。
それではどうぞ!
Dブラウザからアクセスした場合



Sブラウザからアクセスした場合



Hブラウザからアクセスした場合




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