たくろう所感

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キラボケ参加者の皆様、主催のマナビヤさん、運営委員会の皆様、まずは「KIRABOKE The Final」お疲れさまでした。
どのボケもセンスがキラリと光るナイスなボケでしたし、マナビヤさんのエッジがキラリと光る素晴らしいツッコミでいらっしゃいました。

僕のお気に入りのボケは

⑧マナビヤのマナビヤによるマナビヤのためのしめじ

でした。

マナビヤさんもツッコミで仰っている通り「なんだそれ」なんですよ。意味がわからない。いやまあ、わからないことはないんです。文章としてわからないということはない。要はマナビヤさんが自分のために作ってるしめじがあるってことなんですよね。
でも、どうやらマナビヤさんはその存在を知らないらしい。「マナビヤのマナビヤによる」しめじってことはマナビヤさん本人が作っているはずなのに、マナビヤさんが「なんだそれ」って言っちゃってる。「マナビヤのマナビヤによる」はずなのに、マナビヤさんは「マナビヤのためのしめじ」について知らないわけです。
ということは、「マナビヤのマナビヤによるマナビヤのためのしめじ」とは、マナビヤさん自身が作ってはいるけれども、それは表層意識の水面に上がってくることはない。自分で作っておきながらも、それを認知することなく知らず知らずのうちに錬成されているしめじであるわけです。無意識的に自分のためのしめじを錬成しているわけです。なにそれ、こわい。

でもこのしめじが、実はマナビヤさんの体の一部の話だとしたらどうだろう。
僕らの体は常に代謝をしており、細胞が生まれて死んでいくサイクルを繰り返している。それが生きているということであり、成長であり老いなんだ。でも、それを認知している人はいないんじゃないだろうか。
例えば身長が伸びたとき。それを認識するのは健康診断とかじゃないですか。身長測定をして初めて「あ、身長2cm伸びてる」と認識するのがほとんどだと思うんです。「あ、俺この瞬間に身長2cm伸びたわ」って分かる人って逆に怖いじゃないですか。妊婦さんが言う「あっ、今赤ちゃんがおなか蹴った」みたいなノリで「あっ、今身長が伸びた」とか言ってる人って気持ち悪いじゃないですか。
それと同じように、「マナビヤのためのしめじ」もマナビヤさんの体の一部の話だとすれば、マナビヤさんが知らなかったとしても問題ないわけです。いや問題ないわけではないですけど。仮にしめじが心臓から生えてたりしたらそれは大問題なわけで。
しかし健康問題が発生するような場所に生えていたら、それはもう「マナビヤのためのしめじ」ではなくなってしまう。「マナビヤのための」と言うのであれば、それはマナビヤさんにとって有益なものでなくてはならないわけです。

もうこれ難しいよね。なんだよ、「知らず知らずのうちに体のなかでしめじが生えて嬉しい場所」って。ねえよ。強いていったら左手首くらいじゃない? モイで食べやすいじゃん。あっ、でも腕時計できないね。もうしめじで日時計するしかないね。

これはもうあれですよ。暗喩ですよ。
しめじってキノコじゃないですか。キノコってあの、なんていうか、陰茎のメタファーじゃないですか。
そうだよ。ぜったいそうだよ。こう考えると、全ての辻褄が合うんですよ。
「マナビヤのマナビヤによるマナビヤのためのしめじ」とは、「マナビヤさん自身の成長によってマナビヤさん自身が無意識に作り上げた体の一部であるしめじ」という意味であり、つまりは「ちんぽ」ということなんです。
言い換えれば「マナビヤのマナビヤによるマナビヤのためのしめじ」=「ちんぽ」ってことなんです。

だってこれだったら「なんだそれ」のツッコミにも違和感ないですもん。

「ちんぽ」
「なんだそれ」

もう爆笑ですよ、爆笑。
ほんと「なんだそれ」って話ですよ。いきなり「ちんぽ」とか言われても「なんだそれ」って言うしかないもん。

意味不明さを感じさせながらも、しっかりと考察していくことでキラリと光る隠された下ネタにたどり着く。深く考え抜かれたこのボケが、僕の一番のお気に入りでした。

次点のお気に入りは

①お義父さん、このソース美味しいですね!お義母さんのおっぱいの味がします!

でした。

こういう哀しい話、僕けっこう好きなんですよ。
お義父さんの顔をみてください。すごい顔してる。驚き、哀しみ、そして一抹の諦め。それらが入り混じった表情で、左手にご飯茶碗、右手の箸にはソースのかかったトンカツが一切れ。
多分このテーブルに、お義母さんと実娘はいないんでしょうね。
いや、もしかしたら実息かもしれないんですけど、僕の印象では主人公は男性だったので実娘としました。
きっとお義母さんと実娘は少し離れたキッチンの方でまだ作業をしてて「先に食べてて~」なんて言われて男衆がさきにテーブルに着いたんでしょうね。「まあ一杯」とかいいながらビールとか飲んでたんでしょうね。

そんで先に出されていたトンカツに手をつけたら「このソースお義母さんのおっぱいの味がします!」ですよ。この一言ですよ。

なんで? なんで俊夫くんが信子の乳の味を? ていうか信子のおっぱいの味って? 母乳が出るの? なんで母乳が出るの? よしんば出たとしてなんでその母乳の味を俊夫くんが知っているの? いや母乳よりなによりその前段階で俊夫くんにおっぱい見せたの? まず見るよね? 味が云々とか言う前に、言うためにはまずおっぱいを見なきゃ始まらないよね? てことは見たんだよね? 見せたんだよね? なんでそんな状況になった? いや見るだけならワンチャンなにかの事故ってこともありえるけど、味を知ってるってことは吸ったんだよね? 吸ったよね? 俺もここ20年くらい信子の乳なんて吸ってないけど、いやまあ最近は別に吸いたいとかはないけど、でも俊夫くんは吸ったんだよね? だからなの? だから今更信子が俺に対してよそよそしくなってるの? ここまで連れ添ってきて今更? よりにもよって義息子に? あぁ~まじかあ。もうどうすんだよこれ、俺多分とんかつ一生食べれないわぁ~。かぁ~っ、まじかあ~。

そしてわざわざそれを義父に言う俊夫くんもすごいですよね。もう寝取り完了してるよね絶対。絶対夫婦の寝室でセックス済みだよね。ワンチャン親子丼とかしてるよね。
完全に家を征服してるじゃん。なんかこんな流れウシジマくんで見たことあるようなきがするけど。

「これから俺はどうしたらいいんだ」
そうつぶやくお義父さんの、目尻にキラリと光る涙が印象的なボケでした。

3つ目にお気に入りのボケは

④「アンパンマン、新しい顔!名前!パスポートよ!」

でした。

完全にアサシンですよ。仕事のたびに顔も名前もすべての個人情報を変える職業の人ですよ。
でも確かにそうですよね。アンパンマンの頭ってアンパンであれば良い話であって、必ずしも同じ形のパンでなければいけないわけではないんですよね。
だって新しい顔って言ったって毎回完全に同じパンが焼けるわけないじゃないですか。
どんな熟練のパン職人でも、完全に同一個体を生成できるわけじゃない。
そうなると何がアンパンマンの新しい顔を定義しているのか。

そこに気づいたジャムおじさんは、さまざまな実験を繰り返した。
目のないアンパン、口のないアンパン、鼻のないアンパン。それらすべてをアンパンマンの「新しい顔」としてアンパンマンに投げつけた。
目がないアンパンのときは「ジャムおじさん~! 何も見えません~!」と言うし、口のないアンパンのときは「(ジャムおじさん、話ができません)」とテレパシーで訴えてきた。笑えたのは鼻のないアンパンのときで「ヒャッ、ヒャムおししゃん! イキっ! 息がっ! ヒュッ!」とか言っていた。口呼吸できねえのか。

それらの実験の結果、どうやらアンパンマンは「アンパン」であれば、形がどうあろうとも問題はないらしい。
極端な話、砂糖で煮た小豆1粒をパン生地でくるんだモノを与えてもアンパンマンは稼働できた。

つまり、顔が自由に変えられて、空を飛べて、素手で飛行する鉄の塊を山の向こうまで吹き飛ばす火力をもった「兵器」が手に入ったわけだ。

「こりゃあパン屋なんかやってる場合じゃねぇなあ……」

暗闇に浮かぶジャムおじさんの脂ぎった鼻がキラリと光った。

ということで、僕の個人的なお気に入りのボケ3つでした。

このコメントを一生懸命書いていたら、提出時間に間に合わず「ノーコメント」とされてしまいましたが、せっかく書いたんで送らせていただきます。

再度になりますが、皆様本当にお疲れさまでした。
いくつものキラリと光るナイスボケをありがとうございました。楽しませていただきました。
「The Final」といいつつも、なんだかんだ言って第3回もあるんじゃないかなーと思ってたりして、次回のキラボケも楽しみにしています!

キラボケ!
Forever!!!

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